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アオリイカ・ケンサキイカの一夜干し
エギングのターゲットのアオリイカ、ライトエギングで釣れるケンサキイカは、とても美味しい高級イカ。この美味しさをより引き立たせるのが一夜干しです。一夜干しは干して寝かすことで熟成により旨みが増し、さらに表面の水分が抜けて旨みが凝縮され、適度な塩味がアオリイカやケンサキイカの甘みをいっそう引き立てます。
一夜干しは刺身以上のおいしさですので、釣ってきたら是非お試しください。ここでは代表してアオリイカで一夜干しの作り方を紹介します
○材料
アオリイカなど:数匹
水:500cc (500cc=500mlですので、500mlのペットボトル一本と思えばわかりやすいでしょうか)
塩:大さじ2杯(イカの大きさや好みに合わせて)
酒:適量(なくてもいい)
○アオリイカ・ケンサキイカなど一夜干しの作り方
@ 一夜干し用、アオリイカ、ケンサキイカの捌き方
イカの耳側を下にして置き、内臓を傷つけないように包丁の刃を上に向けを胴体の中へ入れて、裂くように開きます。足側をあいている手で押えて裂くときれいにできます。(画像は代表してアオリイカ)
開いたところ。そして真ん中にある白く光るのが墨袋です。破ると大変なことになりますので、慎重に撤去します。
墨袋の先をつまみ、付いてくる幕を包丁で切りながら墨袋を引き上げるように取ります。無理に引っ張ると破れてしまうので注意が必要です。
胴体から足を離して他の内臓も撤去して水で洗います。
続いて目の撤去。足側の真ん中に切り込みを入れます。開けるようになったら目のほうに向けて切り込みを入れると取り出しやすくなります。
口と目を取り洗ったらこの通り。
ここから次の工程へ進みます。
Aイカを浸す
水に食塩と酒を適量加え、さばいたイカを20分くらい浸します。(時間もイカの大きさに合わせ調整してください)時間が経過したら食塩水から取り出して、表面を水で流しキッチンペーパーで水を切ります。
Bイカを干す
イカを串などで形を整えて、乾燥した風通しの良いところで一晩干します。下の画像はアオリイカに串を通したもの。離した足と胴を串で 繋げば、見た目もいい感じ。
アオリイカやケンサキイカは2本の長い触手を持っています。この長い触手は串の両側に引っ掛けて干すと、乾きやすくなります。
翌朝、指で触れたらくっつく位に表面が乾いていれば完成です。風がなければ扇風機の風を当ててもいいでしょう。
C 作ったアオリイカやケンサキイカの一夜干しを焼いて食べましょう
網やグリルで焼いて食べます。アオリイカやケンサキイカは甘みの強いイカですが、その甘さと塩分が絶妙で、干して焼いたことで味が濃くなったような、なんともいえない美味しさ。
アオリイカやケンサキイカなどの高級イカをこの
ように食べられるのも贅沢ですね。(^^)
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アオリイカの刺身
アオリイカは甘みがあり、とても美味しい
高級イカ。釣ったばかりの新鮮なイカで作る料理と言えば、やはり刺身です。刺身はアオリイカ本来の甘みがそのまま楽しめて、アオリイカの白く透き通った身
は、舌だけではなく目も楽しませてくれることでしょう。
○材料
アオリイカ:数匹
○アオリイカの刺身の作り方
@ アオリイカをさばく
耳を下にして置き、内臓を傷つけないよう
に真ん中を開きます。
真ん中に見えているちょっと黒いのが墨袋なので、これを破らないように取ります。(一番肝心かもしれません)
墨袋の先をつまんんで(赤矢印の部分)慎重に上へ引き上げます。この時、身と墨袋の間に付いてくる幕を包丁で切りながら外すと、余分な力が要りません。墨袋を取り終えたら、足を外して残った内臓も取り、表面の汚れなどを水で洗い流します。
Aアオリイカの皮をはぐ
※注意 ここからは水を使いません。水にさらすと刺身が水っぽくなってしまいます。
エンペラ(耳)の部分を外します。身に付いている外側の皮を剥ぎます。この皮は難なく取れると思います。次は内側の薄皮を取ります。薄皮は手で持って剥げませんので、キッチンペーパーなどで擦り取るようにします。たくさん使いますので準備しておいてください。エンペラ部分の皮も同じように剥ぎます。
Bアオリイカの目と口を取る
外した足の部分を真ん中から開いて、目と口を取り除きます。
C アオリイカの身を切る
下準備の終わったアオリイカを切ります。イカの繊維は横方向に走っています。この繊維を断ち切るように縦方向に包丁を入れます。(足の部分から耳に向けての方向。)
足も切り分けて皿に盛り付けます。
以上で、刺身の完成です。濃厚な甘みのアオリイカの刺身は最高の一品です。